「おくち ぴかぴか だいさくせん」のHPが開設されました.

 

「おくち ぴかぴか だいさくせん」は,

COVID-19の影響で幼稚園等での⻭磨き活動が中断していることを受け1),歯科の予防・教育活動が必要であると考えたことがきっかけとなった活動です。現在の幼稚園児・保育園児・こども園児の多くはCOVID-19流行下に成長してきました.京都大学のチームはCOVID-19流行下で育った園児は発育が遅れていることを報告しており2),虫歯についても同様の可能性があります.そうしたことを明らかにするとともに,何より大切な虫歯予防を通して子ども達が正しい口腔衛生習慣を身につけていってくれることを願っています.

 

これまで,Zoomを用いた会議,紙芝居の作成,名前シールの作成など準備を進めてきました.

現在,すでに3園で活動を行っております.随時その様子を載せますので,ぜひご覧ください.

 

事前ミーティングの様子

事前ミーティングの様子.Zoomを用いて札幌医科大学公衆衛生学講座と札幌大学短期大学部幼児教育保育学科を繋ぎました.

園児の名前シール

園児に当日プレゼントする名前シールです.

紙芝居の一部

園児の歯科教育で使用する紙芝居の一部です.当院の歯科衛生士である西國七海さんが作成してくれました.

 

1) NHK生活情報ブログ:虫歯や歯痛はコロナのせい?広がるお口の不安

2) Sato K, Fukai T, Fujisawa K, Nakamuro M. Association between the COVID-19 pandemicand early childhood development. 2023, JAMA Pediatrics, 177, 930–938.

医療法人仁友会